貧困層にも適切な医療を受けさせる

医療の現場に一石を投じる「妊婦加算」の凍結

この年末になって、いきなりこの妊婦加算の凍結というニュースが流れました。
自分には子どもが居りません。
そして、妻も病気で妊娠ができなと言われた事もあり、正直、このニュース自体は私たち夫婦にとってはさほど重要ではありません。
それどころか、恥ずかしながらこの様な制度があったと云う事も知らなかったです。
只、ニュースで流れればやはり無関心ではいられず、こうなった背景にあるものや、そもそも妊婦加算とはどういう制度なのかと云う事を考えてみました。
妊婦さんが医療機関で受診をする際、丁寧な診療ができるようにと云う目的で導入されたもので、医療費に加算されて請求されると云う事でした。
医療機関にとっては増収になるものの、妊婦さんにとっては負担が増す訳で、批判が出ていたと云う事も知りました。
それを受けて、医師会に検討や確認をすることなく、一方的に凍結が決まったのだそうです。
そもそも診察、診療は、患者さんが誰であれ丁寧に扱うのは医師としては当然なことですが、その情報を予め医師が知っておくことで、より慎重で母体を守る診察ができると云う事もあって、請求に決めなければならなかった事なのでしょうか。
それだけ、母体と子どもを守る為の制度だとも言えるので、やはり、それは、国民自らが自由意見を述べて、より充実した制度に変えていく事が求められているのではないでしょうか。